薬局には地域包括ケアシステムの構築、地域の他職種との連携、そして地域住民に顔の見える存在になることが必要と言われており、その中でも地域薬局を束ねる地域薬剤師会の役割が重要視されています。しかしながら地域薬剤師会の実態についてはよくわかっていないところです。薬局団体連絡協議会(次世代薬局研究会、日本コミュニティファーマシー協会、保険薬局経営者連合会、地域医療薬学研究会)では、昨年第1回地域薬剤師会の基本プロフィール調査を実施いたしましたが、回答率は少なかったものの(回答率5.9%)、離島や過疎化が進む地域薬剤師会など、さまざまな課題を抱えていることがわかりました。今年度も再度調査をしたいと思っております。本調査結果は11月9日(日)開催の「国民のための薬局のあり方シンポジウム」で報告いたします。地域薬剤師会が抱えている問題や困っていることなど生の声をお聞かせください。薬局団体連絡協議会は微力ではございますが、シンポジウム参加者やメディアを通じて、地域薬剤師会の課題や改善策を訴えかけたいと思っております。
この調査にご協力いただいた地域薬剤師会には本調査結果をお送りいたします。ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
✳︎薬局団体連絡協議会は、「薬局が薬物療法及び地域のヘルスケアを担うインフラとして貢献する」という理念を共有し、その実現に向けて結集した団体です。
地域薬剤師会基本プロフィール調査の締め切り 2025年9月30日(火)
薬局団体連絡協議会
https://www.yakudanren.org